前記事 http://ciaransden.at.webry.info/201307/article_2.html
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以前に内部告発し、メディア攻勢によって封印されたアメリカ人
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スノーデン容疑者、ロシアが入国許可か
読売新聞7月25日(木)1時14分
【モスクワ=田村雄】インターファクス通信は24日、ロシア移民局が、ロシアに一時亡命を申請した元米中央情報局(CIA)職員エドワード・スノーデン容疑者(30)に入国と滞在を認める許可証を発行したと伝えた。
一方、同容疑者を支援するアナトリー・クチェレナ弁護士は24日、同容疑者と面会後、記者団に「許可証は出ていないが近く発行される」と述べた。
米政府の情報監視を暴露したスノーデン容疑者の入国をロシアが認めれば、送還を求める米国の反発は必至だ。露政府内では対米関係も考慮しながら大詰めの協議が続いている模様。
同容疑者は今月16日に一時亡命を申請しており、申請から1週間以内には移民局の許可証を受けロシアに入国するとみられていた。
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ポリーナ チェルニッツァ 25.07.2013, 17:10
Photo: The Voice of Russia
エドワード・スノーデンのシェレメチエヴォ空港トランジットゾーン滞在が無期限延長された。多くの人の予想に反して、24日、ロシア連邦移民局(FMS)がスノーデン氏に一時亡命の認定を下すことはなかった。スノーデン氏の担当弁護士クチェレナ氏は、それがいつの日のことになるか、正確な予測を控えている。クチェレナ氏はさらに、もしもFMSが亡命申請を却下した場合には、裁判所に訴える、との意向を明かした。ならびにクチェレナ氏は、スノーデン氏が現在ロシア語の勉強に励み、今後の出方について計画を練っている、と述べた。
スノーデン氏には現状、何もやることがない。ただ、将来の計画を建てるのみである。24日、シェレメチエヴォ空港の出口には、100人を越えるジャーナリストが集まり、スノーデン氏を待っていた。たとえFMSの許可が下りなくても、トランジットゾーン(すでに滞在1月以上になる)を出るための許可証が手に入っているはずであった。しかし現れたのはアナトーリイ・クチェレナ弁護士ひとりであった。弁護士は、「米国の元工作員氏はターミナルに留まっている」と述べた。遅延の理由は、スノーデン氏をめぐる状況が、非常に「非典型的」であり、時間がかかるからだ、と説明された。
「FMSの決定ひとつにかかっている。FMSは本当は、3ヶ月間にわたってこの問題を審査する権利を有しているのだ。ロシアがこのような状況を迎えるのは初めてのことだ。この問題は時間を要する。それは移民局のスタッフにとっても同様だ。決定が下されるまでの間、スノーデン氏は、申請が審査中であることを証明する証明書が手渡されることになっている。それは今日明日にも発効されうる」(クチェレナ弁護士)
クチェレナ氏は、いつその証明書が発効されるのかという点を、正確には予測しなかった。 クチェレナ氏は語る。この件については、ひとつひとつの情報がかつてないほどの大騒ぎを引き起こし、疑惑や疑念を呼び起こしてしまう。それが事態の全体的経過に悪影響をおよぼしている、と。しかし、もしもFMSが亡命認定を拒んだとしても、スノーデン氏には別の行動計画がある、とクチェレナ氏。
「我々は既に拒否された場合の行動計画を話し合っている。正式に拒絶された場合、我々は決定を不服として、裁判所に提訴することが出来る。スノーデン氏には、少しでも早期に回答を得ることが大事なのだ。もちろん、彼は元気だ。具合も悪くない。彼が悲観しているなどとは言えない。彼は自分が置かれた状況を理解しようと努めている。」
スノーデン氏は引き続き、シェレメチエヴォ国際空港トランジットゾーンのカプセルホテルに留まることになる。クチェレナ弁護士は彼に着替えと書籍を差し入れた。『ロシアの歴史』と題された本や、ドストエフスキーの『罪と罰』、『カラマーゾフの兄弟』、そしてロシアの旅行ガイド本。すべて英訳だ。しかしスノーデン氏は現在、ロシア語を勉強中であるとも言う。
スノーデン氏のプランの中には、ロシアで就職し、「どうにか生活を打ち立てる」、というものもある。しかしそれを具体的に表現することは、元CIA職員は避けている。
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- 2013/07/25(木) 00:00:00|
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